9-29 モチベーションと計画のあれこれ
お願いされ、協力したい気持ちもあり
12月まで塾講師に復帰することにしました。
たーでございます。
自慢ですが、私の教え子はぶっ飛んで伸びる子が多いです。
偏差値55から70まで一気に成績が伸びた子など毎年何人もおります
模試で県内トップ勢も何人も私の個別から生まれていました。
たーの個別では
モチベーションは動機付けと解釈をしていました。
一般的に使われるようなモチベーションが上がらない/下がる のような考え方はなく
動機付けを何度も刷り込み
遊びたい盛りの中学3年自ら勉強したくなるように維持していきました。
動機付けの手法の簡単な例だと
勉強が嫌いな中学生の男の子が、凄く頭の良い子に本気で惚れたら
頭が悪いとは思われたくない、話すきっかけを作りたい
その頭の良い子に教えられるくらいになりたい
→成績が上がる こんな感じ
つまり、本気で欲しいモノをゲットする手段が勉強しかなかったら
死ぬ気でやるでしょ?って事です。
この本気で欲しい、達成したい項目をどれだけ掘り下げていって
根付かせるかがミソだと思っています。
悪い例を上げるならば
・税理士になりたい
↓なぜ?
人の役に立ちたい
→人の役に立たない仕事ってないよ?
・税理士になりたい
↓なぜ
めっちゃ稼ぎたい
→医者、弁護士の方が稼げるんじゃない?
自分なりの官報受からなきゃいけない確固たる理由を掘り下げていき
そのために
8月に合格しなければならない
合格するために4月からの模試で上位に食い込まなければならない
上位にいるためには、出題範囲の理論を完璧に刷り直さなければならない
理論を完璧に回すためには毎回の宿題できっちり暗記をこないしていかなければならない
・・・などなど
自分が達成したい理想像にどうすれば近づくかを今の段階まで逆算して
ようやく動機付けが完了します。
あとは、それがぶれないように、刷り直しをして予定を調整していきます。
・・・こんな事を中学生や高校生に叩き込んでいっていました。
しっかりと動機付けを行い私も何とかこなしています。
学習塾に顔出すようにしたのも、生徒が頑張ってるのに
先生が頑張れなかったら、カッコ悪いから!
週2回の強制的な動機付けでございます(°∀°)
法人相続は無茶だよー
週5題の新規の理論暗記辛いよー
毎日新規の理論仕上げる気分で気が休まらないよー
きついよー
泣き言いいたいよー
と思うのをねじ伏せているたーでした(°∀°)ノ
9-11 ☆付箋って万能なんだっちゃ
今年は自分の中で日々の勉強でひとつだけ目標を持って取り組んでいます。
大原の学習計画表で出題される宿題について
最低でも2回解き、似たような問題が出た場合にはノータイムで解けるようにしてから授業を受けるというものです。
過去問を扱う時期になる物理的に不可能になりますが、それまではきっちりと意識して
やりたいです。
月例テストなど、受けた答練などは結果が悪くても必ず公開していこうと思います。
昨年の答練は殆ど上位20%を維持していたので
今年の受験科目も答練は全て上位20%を目標にします(°∀°)
宣言はさておき。
私、自分で言うのもあれですが
結構ずぼらです
どれくらいズボラかというと
サボテンを買ってきて、水をやらずに枯らすという
砂漠でも生き残る植物を枯らすほどの劣悪な環境を構築するレベルのズボラさです。
そんな私が中学受験の時からずっと実践している秘技でして
どんなズボラで計画性が無くても
点数が上がります。
付箋を使った勉強法であります。
これはたーオリジナルだと思うので
公開しようかしまいか
正直悩んだ内容でございます。
正直大学入試で点数をぶっとばしたのもこのやり方だったのです。
暗記方法が参考になったと大学入試を目指す受験生に言われて
嬉しかったのでちょっとだけ公開します(°∀°)
jijiさんくらい凄くなって勉強方法を解説する立場になったら間違いなく記事を消して
金を取ります。
かなり汚く見えますがご容赦ください。
解説していく内容は
☆付箋を使った演習の仕方でございます
・消費税の計算テキスト
・簿記論の問題集
・財務諸表論の問題集
などなど
全ての勉強、科目、資格試験に使える万能な方法であると自負しております。
何をするかというと付箋を貼るだけです。
ただし、貼り方にひとつだけルールを設けています。
点数を取るためにもっとも有効な事は
一度間違えたものを、二度と間違えないことだと思います。
最初に解いたときに以下の判断基準で○×をつけていき
×がついた場合には上に付箋を張っておきます
○初見で迷いなく解けた問題
2回目以降も間違えないので解き直しを行う効果は薄いです
×初見で解けたが割りと時間が掛かった、悩んだ問題
何度も解くことで習得する必要があるもの
×根拠はわからないけど手を動かしてたらたまたま正答してしまった問題
まぐれの可能性あり
×初見で解けず解説を読んで納得できた理解できた問題
理解したと、何も見ずに解ける は違うのである程度確認が必要
×イメージでちょっと苦手意識があるもの
(例えば簿記論の特殊商品販売など)
2回転目は付箋の貼られた問題を解いていき
迷いなく正答できれば、付箋の位置を横にはりかえます。
逆にまだまだ苦手だなと思ったら上付箋のままにしておきます。
そうすると問題集の上と横にはびっしりと付箋がついている状態になると思います。
頻繁にとかなきゃ忘れる項目は上付箋
ついでに確認するのが横付箋
そして確認が不要で確実に出来るようになったら付箋を剥がす
このような感じで勉強の強弱がつけられます
「あーなんかやることないなー、とりあえず上付箋やろー」
「この問題集、横付箋おおいー。確認して覚えているとこは剥がそー」
こんなテンションでも効率良く点数に直結する復習ができます。
計算に関しては、完璧に解ける問題を何度やったところで
点数には反映されないので、付箋項目を中心に解き直しをして付箋が無くなるように
繰り返して演習していました。
効果としては、これまでの受講科目の月例テストで上位5%くらいになっている感じです。
大学入試では愛用していたチャート、単語帳、何度も解き直していた問題集については
付箋だらけになっていました。
☆まとめ
何度も解くものは上付箋
何度も確認するのは横付箋
確認が終わったら付箋は剥がすか、見えないようにする
横付箋<上付箋で復習していき
全ての付箋がなくなったらその問題集はクリア
こんなゲーム感覚で勉強すると問題集が楽しくなります(´ω`)
色で重要度を図るよりなにも考えずにベタベタはって
付箋を取っていく遊びをするとあまり手をつけたくない弱点項目を集中して3回転以上確実に解くことになります。
もし参考になったら実践してみてください(´ω`)ノ
9-9 音読について(シャドーイングとオーバーラッピング)
久々に学習塾で講師をしてきました。
仲の良い先生の代講ならお手伝いしますがな。
1年ぶり位に数学を教えてきましたが、昨年の教えを忠実に守ってくれていて
学年トップになっていたのが凄く嬉しかった!
生徒が書いていたノートが昨年自分の指示した通りのもので
生徒の覚えていないところにヒッソリとたーがいる感じが嬉しい!
イエス☆ロリータ
ノー☆タッチ たーでございます
自宅での勉強は9割音読の
音読マニアのたーでございますが
正直飽きます。
毎日暗唱で回したりは疲れます。
そんな訳で色々と工夫を凝らして楽しく勉強しています。
昨年OLYMPUSのVoice-trek DS-901という
結構高価なボイスレコーダーを購入しまして色々試してみて
効果が大きかったシャドーイングとオーバーラッピングをご紹介
☆オーバーラッピング
なにかというと、録音した自分の音声を使い
同時に発声していくというものです。
ボイスレコーダーのボタンひとつで再生速度を自由に変更出来る
これを上手く使っています。
ギリギリ噛まないレベルの速さで録音し
それに合わせて読み、一周毎に徐々にスピードを上げていく
っていう遊びをしています。
これも理サブを見ながら、もしくは理サブを閉じて暗唱気味に確認しても
楽しいです!
大体1.6倍速位になるとアワワワワワってなりますw
☆シャドーイング
追い読みというやつです。
ポイントはなにも見ないで音に頼ることで
『事業者(免税事業者を除く)は/課税期間ごとに/その課税期間の末日のry』
1フレーズほど先行させて、
追い付かないように同じペースで追っていく音読していきます
これが結構と脳みそ疲れます。
再生速度あげると結構難しいんですよ。
でも、しばらくやっているとどの速度でも自然と出来るので
オススメです。
大学受験の時に英語のリスニング対策としてドラゴン桜を真似して
高校時代によく練習していました。懐かしい。
ちなみにこのDS901は6倍速まで再生ができますので
直前期に録音した理論音読ファイルを一気に聴いていました。
まだ6倍速では読み取れないですが、短時間なら最大5倍速までなら内容も入ってきます。
消費の音読ファイルが大体2時間くらいだったので
4倍速で集中して聴いて30分で一通り確認をしていました。
実際、常用するのが3倍速位までなので
6倍速までなくても良かったかもしれません!
スマホのアプリにも再生速度が変えられるボイスレコーダーがあるので
試してみるのもオススメです(°∀°)
9-8 たーの理論暗記法(回転と確認について)
Live講義、教室通学の実施のない田舎の大原勢なので
ようやく法人税法と相続税法の初学者一発の初回の授業が開始になりました!
ドキがムネムネする たーです。
さて、本日は理論を回す
という行為についてでございます。
回すという考え方は人それぞれあると思いますが
私は1題頭からお尻まで完璧に暗唱を行うことを一回転と捉えています。
回転の仕方については
該当する日付に、該当する理論を暗唱していくのが効果的だと考えています。
これについてはスタプラの中で
私が尊敬してやまないケンジさんに手帳に日付をメモしていく方法を伝授してもらい
機械的に復習出来るようになりました。(手帳に関しては別の記事で)
本日9/8に暗記を行い暗唱が可能になったら
1日後(9/9)、1週間後(9/15)、3週間後(9/22)、7週間後(10/27)に再度暗唱が可能か
確認して、つまったり、忘れていたら再度暗唱出来るまで刷り直しを行っていきます。
ただ、暗記しておしまいにして3週間でまた覚え直してって
ちょっともったいないなーと思いまして
もう少し頻度を上げてもいいんじゃない?ってことで実践しているのが
時間を計っての音読であります。
前回の記事で
暗唱を確認した後に音読してみてタイムをメモしていると書きましたが
そのタイムを超えられるまで音読をして確認しています。
これだと読むだけの確認なので1題2分で確認が終わります。
先行して相続の理論を10題ちょっと暗記していたので
忘却曲線に基づく確認の日付に当たっているものは暗唱
それ以外は毎日音読しています。
朝、おはうかるーの後に20分弱ログが続くのは
主に既に覚えた理論の音読の確認をしています。
復習は忘却曲線に基づいたものがもっとも有効らしいですが
音読&音読&音読で忘れ止めになりますし
ぶっちゃけ忘れないです。
読むのに飽きたら書いたりもしますが
書くときは 行数×0.75の時間を目標に書いています。
大体この早さで書くと本試験レベルと消費の時に教えてもらったので
必死こいて手を動かします。
昨年、2時間答練問題を1日に5題ずつこなしたら
見事腱鞘炎になりました(無茶
いやー司法試験用の万年筆とか使って筆圧なしで書いていても
なりますねぜ
今年は塗り薬を筆記のたびに塗っております。。。
書きすぎも死にますのでお気をつけを。(戒め
9-5 たーの理論暗記法(一回目の暗記)
ひるうっかるーん(´ω`)ノ
前回の記事の続きでございます
暗記作業についてでございます!
☆スラッシュで区切る
基本は大原の理論テキストに掲載されているスラッシュで区切りながら
順を追って覚えていく方法を実践しています。
ただスラッシュでの区切り方に関しては少しだけ工夫をしています。
色で分けた固まりごとに覚えることを意識しています。
区切った固まりを順に覚えていきますが
☆タイムアタック音読
その前に必ず音読をしていきます。
音読の時間をストップウォッチできっちり計りメモしていきます
大体5回位読むとタイムが安定してくるので
この段解で概ね全体像の把握が済んだものとして暗記に移ります。
☆スラッシュの活用(スイッチフルバック)
1区切りずつ暗記していきますが
スイッチフルバックという手法を実践しています。
①を暗記
①を暗唱②を暗記
①②を暗唱③を暗記
①②③を暗唱④を暗記
といった感じで進めていきます
具体的には
『[1] 納税義務者/
[1] 納税義務者(1)次に掲げる者は/
[1] 納税義務者(1)次に掲げる者は贈与税を納める義務がある/
[1] 納税義務者(1)次に掲げる者は贈与税を納める義務がある①居住無制限納税義務者/
[1] 納税義務者(1)次に掲げる者は/贈与税を納める義務がある①居住無制限納税義務者贈与により財産を取得した個人で/
[1] 納税義務者(1)次に掲げる者は贈与税を納める義務がある①居住無制限納税義務者贈与により財産を取得した個人でその財産を取得した時において/
[1] 納税義務者(1)次に掲げる者は贈与税を納める義務がある①居住無制限納税義務者贈与により財産を取得した個人でその財産を取得した時において法施行地に住所を有するもの/』
こんな感じに覚えていき一番最後まで繰り返して暗唱完了であります。
たまに覚えられない一文があったりします。
そういう部分を理解が不十分、内容が取れていない証拠なので
理論テキストの図解や解説を覚えていきます。
たーは
消費税の2-9の2高額特定資産の
『その高額特定資産の課税仕入れ等の日の属する課税期間の翌課税期間からその高額特定資産の課税仕入れ等の日の属する課税期間の初日から3年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間中に』
この期間に関する記述が全然頭に入ってこなかったので
自分なりに図示したものをメモしていきます。
この図を見て内容をイメージしながら暗唱出来るように繰り返し読み込みます。
若い頃と比べ意味とのヒモ付けがないとすぐに忘れる傾向があるため
自分なりに理解して暗記を進めると忘れにくくなります。
☆仕上げの音読
通して暗唱が出来るようになった状態で
音読の時間を計ってみるとメモした時間と比べて格段に速くなっているはずです。
この時のタイムは必ず理サブに残して復習の時に使います。
使い方は別の記事で。
9-5 たーの理論暗記法(下準備)
おはうかるー(°∀°)♪
台風などで風が強いと外でTMレボリューションしたくなる系たーです。
さて、勉強方法の公開であります。
他人の理論勉強って一番気になるものだと思うので
自分の勉強方法を公開していきます。
↓たーの理論サブノート
[概要]
1立法趣旨の理解
2内容の理解
3文章構造の理解
4暗記作業開始
[内容]
1立法趣旨の理解について(画像左上)
見にくいと思いますので
『事業者免税点制度の適用は基準期間における課税売上高による事とされているため、これらの制度の適用を目的として会社分割などが行われる事も予想される。したがって会社分割などがあった場合には、基準期間における課税売上高だけでの判定は不合理であることから定められている』
と書いてあります。
制度趣旨などが本試験で問われた事もあるのでまずどのような規定かを理論テキストの解説ページを読み込み集約していきます。
2内容の理解について(左上)
1って端的にいうとどんなこと?何でこんな規定あるの?というのを一言でまとめてあります。
『相続、分割は規模を合わせる。分割等は租税回避防止。』
こんな感じで書いてあります。
3文章構造の理解(マーカーの色分けについて)
これは大原を退職された先生の暗記法を自分なりにアレンジした形です。
色分けの意味は以下の通りです。
(画像右下)
オレンジ→適用対象者
黄色→期間
緑→取り扱い
青→除外
ピンク→注意点
アンダーライン赤&オレンジ→前提・用件もしくは対比など
その他
紫マーカー 答練などでミスした箇所や注意したい事柄など
この用な感じに分けています。
利点は、
赤→オレンジ→黄色→緑と視覚的に確認で出来ること
暗記する際に色の順番も一緒に覚える事で
「あー、次黄色だよあー、なんだっけあーあーあー」って色と一緒に出て来やすい
あと条文構造の美しさに気づける!
ここまでが暗記の下処理で理論テキストを3回位熟読してからいつも取りかかっています。
この後の実際の暗記については
長くなりそうなので記事を分けますっ